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auペイメントとADVASA、給与のデジタルマネー払い解禁に向けサービス開発などの共同事業で基本合意

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 auペイメントとADVASAは、給与のデジタルマネー払い解禁に向けたサービス開発などの共同事業の実施に関する基本合意書を2020年11月26日に締結した。

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 ADVASAは、企業の従業員勤怠情報を参照し、すでに労働した分の給与に相当する額を上限額として、従業員の申請に応じて必要な資金の提供を可能とする福利厚生ペイメントシステム「FUKUPE」を展開している。

 このシステムは、給与の前払いや、日払いの仕組みとして、従業員が一日でも働いた分の資金を早期に受け取れることで、特にパート・アルバイト層のコロナ禍による収入減による困窮の救済、不必要な借金の防止、また企業側にとっては、従業員のモチベーションアップ、離職防止を図ることができる福利厚生の仕組みとして利用が広がっている。

 今回auペイメントとADVASAは、さらなる利便性の向上・サービス拡充のため、下記内容の共同開発の基本合意書を締結した。

  • 「FUKUPE」における従業員への資金提供を、au PAYまたはWebMoneyプリペイドカードへのチャージとするサービスを提供する事業
  • ADVASAが発行するauペイメントとの提携カードを活用したサービスを提供する事業
  • 給与のデジタルマネー払いサービス(ペイロールカード)を見据えたキャッシュレス化対応サービスに関する事業。スマートフォンやアプリとの連携など、新たなサービスの創出を目指すこと

 これらが実現できることで、従業員はスマホの簡単な操作からそのまま買物利用や商品・サービスへの支払いなどが可能になる。従来の銀行口座への振込を経たATMでの出金手続きが不要となり、早期資金ニーズに対する利便性が大きく向上する。

 また、日本で働く外国人労働者にとっては銀行の預金口座の開設が難しく、クレジットカードも持ちづらいというインフラ上の問題があるが、彼らの早期資金ニーズにも対応でき、外国人労働者への利便性の向上やそれによる労働力の確保が期待できる。なお、本事業で発行されるプリペイドカードは、月1回まで無料でATMからの現金引出も可能となる予定だという。

 auペイメントとADVASAは、今後の給与デジタルマネー払い解禁による給与受取手段や決済手段の多様化、キャッシュレス社会の進展、働き方改革の実現に向けた、新たなサービスの共同開発も進めていくとしている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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