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二項動態のDX

DXを推進する組織横断チームCoEでの「スクラムによる運営」──地図なき時代の探索的ジャーニーとは?

第3回

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CoEをスクラムで運営する

 DXを進めていくにあたって、CoEが扱うのは全社に影響をおよぼすような「課題」である。開発プロジェクトに限らず、業務へのアジャイルの適用や事業開発に必要な仮説検証の導入支援、クラウドサービスの利活用促進、組織として新たに必要なスキルセットに関する人材教育(デジタルテクノロジーなど)、あるいは適切なコミュニケーションツールの導入もありえる。こうした課題への取り組みを、部署、事業体ごとに順序を見立てて働きかけていく必要がある。課題自体の優先度と、適用先についての順序とをあわせもって、柔軟にプランニングしていく必要がある。課題も適用先もその優先度が状況によって変わっていくためである。

 また、実際に各部署に働きかけることで、それぞれの事業としてさらに必要なこと、また戦略的に部署横断で取り組むべきことなど、新たな課題が得られる。こうした発見が、取り組むべきことの順序にさらに影響を与えることになる。CoEにはこれらの変動に適応した動きが求められる。

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この記事の著者

市谷 聡啓(イチタニ トシヒロ)

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