今年2月から4月までの10週間、「スタートアップ・シティ・アクセラレーション・プログラム」を実施し、日本のスタートアップ企業の指導や実践的なメンターシップを提供するとともに、世界各国の投資家やビジネスパートナーとの関係構築を通じて海外進出を支援する。
テックスターズの最高経営責任者(CEO)マエル・ガベット氏は、以下のように述べている。
「昨今のグローバルな環境では、ヘルスケアから気候変動まで、あらゆる分野で新しいアイデアやイノベーションが求められています。その反面、有望なイノベーションを成功に導くために必要なコラボレーションやリソースには制約がありました。このため、こうしたスタートアップ企業のエコシステムをサポートし、起業家がビジネスを成功させるために必要なコネクションを広げるお手伝いができることを嬉しく思います」
テックスターズは、SendGrid、DigitalOcean、Zipline、Outreach、Remitly、Classpass、Pillpack、DataRobotなど2,300社以上のスタートアップ企業に資金を提供してきた。テックスターズの投資先企業は、これまで、投資家から総額117億ドルを超える資金を調達し、現在、時価総額は1850億ドルを超えている。その中には12のユニコーン(10億ドル以上の価値を持つ株式非公開のスタートアップ企業)も含まれている。世界中で数千社のスタートアップ企業との成功をもとに、「スタートアップシティ・アクセラレーション・プログラム」に参加する起業家やイノベーターに将来の成長に向けての貴重な機会を提供している。
今回参加企業に選ばれた日本企業50社は、東京、名古屋、関西、福岡など4つの主要なスタートアップ・エコシステムから参加することになり、業種・分野は、ロボット、ハードウェア、素材、先端製造業、AI、ブロックチェーン、ITサービスなど多岐にわたる。
テックスターズのマエル・ガベット CEO は、以下のようにコメントを付け加えた。
「私たちは、素晴らしいアイデアはどこからでも生まれると信じており、シリコンバレー以外の場所でテクノロジーや投資分野の多様性をより促進することに尽力しています。日本には、成長と変革の可能性を秘めた素晴らしいイノベーションの歴史があります。スタートアップ・シティ・アクセラレーション・プログラムは、これまでに実施したプログラムの中でも最も革新的で興味深いプログラムの一つとなるでしょう。彼らの可能性を引き出すお手伝いができることを楽しみにしています」