SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

製造業DXのススメ

事例で解説するデジタルを活用した業務改革──品質不良によって生じるコストを削減する

第2回

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

コスト削減のカギとなる“データの一元化”

 コストを定量的に判断するための情報源(ERPや、MS Excelのスプレッドシートなど)があることが、品質不良によるコストの標準定義のための前提条件です。情報源となるデータを一元化し、ロジックとアルゴリズムとともにデータの個々の要素をリンクすることで、バリューチェーン全体の品質不良コストに寄与しているものが何で、影響度がどのくらいかを、BI(Business Intelligence)などのデータ可視化ツールによって明らかにします。可視化してみると、OEM企業によっては製品を使用している現場や工場の部材がコストの80%以上を占めることもあるかもしれません。

 次に、コストに影響を与えている要素を明らかにするために、コスト要素の階層構造を作成します。このような検討を行うことで、たとえば、サプライヤから安価に購入している部品が複雑で高価な機器を製造する現場で、多くの故障の原因となっていることが明らかになることもあります。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
製造業DXのススメ連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

志田 穣(シダ ミノル)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング