戦略的パートナーシップの一環として、GEはHaliade-Xの技術およびナセル組立に必要な部品を提供する。また、東芝と共に日本のサプライチェーンを共同で構築し、東芝がクラス最高の品質基準でナセルの組立をできるよう支援するという。東芝は、Haliade-Xのナセルに関する組立、倉庫、輸送、予防保全サービスを提供し、日本市場における販売と商取引に関する責任を担う。
GEリニューアブルエナジーの洋上風力部門のプレジデント兼CEOのジョン・ラヴェル氏は「GEと東芝は何十年ものビジネスの付き合いがあり、数多くのパートナーシップを結び、コラボレーションを成功させてきました。東芝は、GEが洋上風力技術で日本に貢献する上での戦略的パートナーです。東芝の日本における生産能力、エネルギー分野での経験、市場での優れた評価を勘案し、東芝を貴重な戦略的パートナーとして選びました。私たちは、再生可能エネルギーと洋上風力のリーダーとして日本の野心的な目標に十分に貢献できると考えています」と述べた。
東芝エネルギーシステムズの代表執行役社長 畠澤守氏は「GEとのパートナーシップを発表できることを嬉しく思います。東芝は電力システム事業に関して数十年来のGEの長期的なビジネスパートナーであり、洋上風力市場でGEがグローバルリーダーとなるのをサポートするのに最適です。GEのHaliade-Xは最も強力な洋上風力タービンであり、洋上風力をより費用対効果の高い競争力のあるクリーンエネルギー源にするのに役立ちます」と話した。