SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

Biz/Zineニュース

スピーシーズ、ワイヤー駆動のモーションフィギュア「MF303」開発セットを発売

LINUXでプログラミングや「MikuMikuDance」でのモーション作成が可能

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

 スピーシーズ(東京・三鷹市)は、28自由度の最新型モーションフィギュア開発評価セット「MF303」を4月から発売すると発表した。この製品は、IT業界デファクトのRaspberryPi基板を実装してLINUXでのプログラミングや、3DCG制作ソフト「MikuMikuDance」でモーション作成が可能になっている。

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

 スピーシーズでは、2014年7月にスリムフィギュアを、静かにで滑らかに動かす独自の技術「Motion Figure System」を開発し、モーションフィギュア試作機「MF201」として発表している。

 フィギュアーの各関節を特殊なワイヤー駆動方式で駆動し、駆動力を発生するサーボモーターや制御用のCPUはフィギュアの下部に設けられた「からくりユニット」に収納している。

 今回発表された「MF303」は、外装のない開発用のモデルだが、28自由度の駆動機構を持ち人間に近い繊細な動作が可能であり、さらにIT業界デファクトのRaspberryPi基板を実装してLINUXでのソフト開発が可能、3DCG制作ソフト「MikuMikuDance」でモーション作成が可能となっているという。

 この技術により、今まで実現不可能だったスリムでキュートな女子型の萌え系フィギュアを静かに動かすことが可能になり、オタク市場のユーザーに対して新しい企画の商品を提供し、新しいモーションエンタテインメントの時代を切り開くとしている。

 市場としては、一般キャラクター、トイ、シニアケア、教育分野、車載分野、ゲーム機とのコラボ、パチンコ、カラオケ、動くマネキン、クラウドによるSNSとのコラボなどが想定され、1業種1社を基本にパートナーとの連携を図っていくという。

 コンシューマー向けの大量生産時の市場価格(外装付き)は、大きさ、自由度と量産数により変動するが、5万円~10万円を想定している。

 「MF303」の概要は次のとおり。

  •  28自由度、身長35cm、照明機能付きステージ
  •  RaspberryPi基板を搭載。LINUXでプログラミング可能
  •  「MikuMikuDance」でモーション作成可能

 なお、2月8日に幕張メッセで行われる、イベント「ワンダーフェスティバル」で「MF303」のデモ展示(グッドスマイルカンパニーのブース)を行うという。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
提供元ページ
この記事の著者

BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング