この実証では、移動体験・サービスの質向上、生活者の行動変容にともなう見込み客の送客支援の提供を実現するために、車載器から収集した運転特性や運転状況などの車流データと、スマホのGPSやBeacon反応ログなどから収集した人流データから、個人の特性を分析し、“運転状況の推定”と“個人の好みを把握”した店舗情報のレコメンドを実施。モニターに対する3ヵ月の車両走行検証の結果、レコメンドの有効性を確認することができたという。
両社は今後、この実証の結果を踏まえ、協業によるビジネス化に向けた検討、およびモビリティ事業者(自動車メーカー、カーシェア、レンタカー等)やサービス事業者(小売り、観光、商業施設等)とともにビジネス検証を行い、新たなビジネスとして提案を推進していくとしている。