この協議会においては、以下の課題について共同検討する。
- アンモニア燃料船の安全性評価
- アンモニア燃料供給における安全性評価
- 舶用燃料としてのアンモニア仕様
- アンモニア製造におけるネットCO2排出量
また、共同検討に際しては、アンモニア製造者、関連する国際機関、アンモニア燃料供給国として可能性の高い国の港湾管理者・当局に意見、見解、専門知識、経験の共有を求めることも考えているという。
世界的な脱炭素化の機運が高まる中、国際海事機関は、2030年までにCO2排出量を2008年比40%効率改善、2050年までに2008年比50%総量削減、そして、今世紀中できるだけ早期にGHG排出フェーズアウト(ゼロ・エミッション)という目標を掲げている。これらの目標達成に向け、有望なゼロ・エミッション燃料であるアンモニアを舶用燃料として早期に社会実装するため、各社は協議を重ねていくとしている。