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情報デザインとグラフィックデザインの役割

第3回

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グラフィック・デザインと情報デザイン

 「デザイン」と聞くと、ノンデザイナーの中には「絵は苦手」と尻込みしてしまう人も多いでしょう。

 しかし、インフォグラフィックを作るのに必要なのは、絵を描くのとはまた違った「情報デザイン」スキルです。

 情報デザインで行うことは大きく3つあります。

  1. 情報を整理整頓して、重要なポイントを明確にすること
  2. ポイントを伝えるのに相応しい話の流れを構築すること
  3. 話の流れに適したデザイン構造を選ぶこと

 この中でハードルが高いと感じるのは、3番目に挙げたデザイン構造の選定だと思いますが、デザイン構造はゼロから考えるものではありません。

 図解においてよく使う図の形式が決まっているように、インフォグラフィックでもよく使う形式があります。

 インフォグラフィックで基本となる表現パターンは5つです。そこから選ぶのであればノンデザイナーであっても可能です。

インフォグラフィックで基本となる5つの表現パターン図表5:インフォグラフィックで基本となる5つの表現パターン
(拙著「たのしいインフォグラフィック入門」より)

 たとえばタイムライン型は、一本の時間軸に沿って、時の流れのなかで起こった出来事を年表のように羅列する表現です。

タイムライン型インフォグラフィック図表6:タイムライン型インフォグラフィック

 企業や製品・サービスの10周年記念などで、製品・サービスの進化、ブランドの成り立ちを伝えるのに適しています。

 インフォグラフィックを完成させるには勿論「グラフィック・デザイン」の力は欠かせません。

 しかしその前に、どのような内容をどうやって伝えたら良いか、情報の整理整頓~デザイン・パターン選定プロセスがあり、それらはデザイナーでなくてもできることです。

 肩書きがデザイナーであっても、「情報デザイン」まで含めて行えるとは限りません。

 ノンデザイナーが情報の組み立てまでを行い、デザイナーには「グラフィック・デザイン」に集中してもらった方が質の高い成果物が生まれる場合もあります。

 インフォグラフィックを制作する際は、「情報デザイン」を行う人と「グラフィック・デザイン」を行う人とがチームとなって強みを発揮して行うのが理想です。

 次回は、「情報の整理整頓」について掘り下げて書く予定です。

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この記事の著者

ビジュアルシンキング 櫻田(ビジュアルシンキング サクラダ)

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