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キリングループ、ヘルスサイエンス事業の体制再編を実施

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 キリンホールディングスは、ヘルスサイエンス領域の成長を加速するために協和発酵バイオ、ファンケルの2社と連携して、ヘルスサイエンス事業のうちBtoC事業の体制再編を実施する。

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 本再編では2021年12月末、サプリメントなどの通信販売事業を行う協和発酵バイオのコンシューマープロダクト事業部(以下、CP事業部)をキリンホールディングスに事業譲渡することを予定。キリンホールディングスのヘルスサイエンス事業部とCP事業部を完全一体化することで、「健康食品オンラインショップ」ウェブサイトの運営などのDtoCチャネルへの取り組みを加速するという。

 また、2021年8月末より、ファンケルの完全子会社であるファンケル美健が運営する三島工場で、キリングループのサプリメント製造を開始。これにともない、協和発酵バイオヘルスケア土浦工場での生産活動を、2021年11月末に終了するとしている。

 これらの体制再編により、キリングループは通信販売事業における効率的なマーケティング活動の推進と、健康・機能系商品の販売機会の拡大が可能になるという。また、ファンケルの生産能力、製剤技術の活用や、顧客対応の連携強化が進むことも想定できるとしている。

 なお今後、協和発酵バイオはBtoB事業に特化したグローバル・スペシャリティ発酵企業として、発酵バイオ技術を生かしたさまざまな素材を開発し、国内外の事業者に提供する予定だという。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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