三井物産は、イタリア・スペインを中心とした地中海沿岸を野菜種子事業における注力市場の1つと定めているという。出資後は、ISI社における研究開発機能の強化と優秀人材の積極的な採用を通じ、事業基盤のさらなる成長拡大に取り組んでいくとしている。
また、三井物産と日系種苗メーカー4社で組成した合弁会社であるJapan Vegetable Seedsが持つ日本品種をはじめ、同社グループ会社が育種した品種を、ISI社を通じ地中海沿岸で拡販することにも注力。さらに、ISI社の海外事業の強化も進めていく考えだという。