電通デジタルとアサヒビールは共同で、酒を飲む人も飲まない人も互いが尊重し合える社会の実現を目指す「スマートドリンキング」を推進する、合弁会社「スマドリ」を1月5日に設立した。
スマドリは、「酒を飲まない/飲めない」人に焦点を当て、デジタルを中心としたコミュニケーション活動の設計や、データマーケティングを行う企業だという。多様な生活者ニーズの把握や理解を促進することで、アサヒビールと酒を飲まない/飲めない人との関係を強化するほか、多様性を尊重し合える環境づくりを推進する商品やサービスの展開、体験の場の創出などといった取り組みを支援するとしている。
今回、電通デジタルはアサヒビールが提唱している「スマートドリンキング」に賛同し、価値観浸透と取り組みの加速を図るため、スマドリの設立に至ったという。今後はデジタルを活用した顧客理解やマーケティング推進によって、両社のシナジーを最大化させる体制を構築するとしている。