凸版印刷は、あたかもその場にいるかのような観光体験を可能にするバーチャル観光コンテンツサービスを開始する。高精細なアーカイブデータを用いて精確に再現した文化財や世界遺産等のVRコンテンツを活用し、現地でも入ることができない場所などVRならではの旅行体験を提供するという。また、迫力ある体験を提供するため、視野を覆う曲面状の可搬式カーブスクリーンを導入。没入感・臨場感のあるVR体験を専用シアター以外の施設でも実現するとしている。
第一弾として、2013年に製作したマチュピチュ遺跡をテーマにしたVRコンテンツをバージョンアップし、日本人ガイドの解説と組み合わせたリアルな遺跡ツアーコンテンツ『VR時空旅行≪マチュピチュ遺跡≫』を開発。在日ペルー大使館およびPromperú(ペルー貿易振興局東京事務所)、現地ツアーを行うコンドルトラベルジャパンの協力のもと、現地さながらに遺跡の見どころなどを紹介しているという。