CAMPFIREは、伊藤忠商事、JCB、カクヤスなど8社と連携し、開業前のPRや金融、厨房機器、マーケティングまで、一気通貫で飲食店の開業支援を提供する、飲食店開業支援プロジェクトを開始する。
従来、金融や厨房機器、マーケティングなど新規開業に必要なサービスは、各業界がバラバラに提供するものであったが、同社は開業に必要なサービスを、インフラとしてのトータルサポートとして提供することで、開業のハードルおよび廃業率を下げることを目指すという。
具体的には、開業前PR・資金調達の領域ではCAMPFIREのクラウドファンディング、厨房機器・内装の分野ではテンポスフードプレイス、酒類・食品などの仕入れに関するサポートはカクヤスが担当。また、会計処理業務の効率化に向けた法人カードの提供はJCB、銀行口座の開設サポートはGMOあおぞらネット銀行、従業員の採用の強化や定着率向上を支援する給与前払いサービス、飲食店運営で発生するリスクの保証サービス(予約客の無断キャンセル保証など)などの金融・保険プロダクトは、伊藤忠商事子会社であるマネーコミュニケーションズやGardiaが提供するとしている。
なお、今後は開業支援インフラを拡大すべく、既存の参加企業だけでなく、様々な分野で共感するパートナーに参加してもらう予定だという。