SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

Biz/Zineセミナーレポート

独自のビジョンを「作り、理解され、進化させ続ける」ためには何が必要か? MIT石井教授と佐宗氏が語る

対談ホスト:BIOTOPE CEO/Chief Strategic Designer 佐宗邦威氏

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

「タンジブル・ビッツ」における独創・共創・競争

佐宗:石井先生は「タンジブル・ビッツ(手で触れる・実体がある情報量の最小単位)」と「ラディカル・アトムズ(過激な原子)」をビジョンとして掲げながら、リアルとデジタルの融合を目指して研究をされていますよね。先ほど独創・共創・競争という3段階のフェーズが挙げられましたが、このビジョンが作られていく過程で、各フェーズはどのようなものだったのでしょうか

石井:1995年、MITに来て「タンジブル・ビッツ」の研究を始めた当時、世間のデジタル、ビットへの礼賛が行き過ぎているように感じていました。世界をビットとアトムズの二極対立構造にして単純化した結果、世界がはっきり見えてくるのはすばらしい。けれど、VR、メタバースのようにすべてがピクセルで表現されるようになってしまったら、削ぎ落とされてしまうものがたくさんあるはずです。身体性、香り、赤ちゃんを抱きしめた時の感覚、人と手をつないだ感覚、一緒に食事すること、ドキドキすること……。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
Biz/Zineセミナーレポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

フェリックス清香(フェリックスサヤカ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング