蓄積した情報を事業開発・経営判断に役立てる
ここまでストックマークのプロダクトの機能が紹介されたが、蓄積された情報をどう活用するかが最も重要となる。実際に活用されている3つの例として、会議の中での思考プロセス、たとえばOODAループに他社動向や技術動向を取り入れて活用していくこと、MFTツリー作成においてストックした情報を活用すること、そして、ロードマップを作成する上で重要な情報源とすることがあるという。そうした活用をしている事例として、三菱電機株式会社の取り組みを紹介した。同社では、時代の変化を捉えて事業判断につなげるために、ストックマークのプロダクトを利用しているという。
ストックマークは、年内に中国語の記事への対応、特許に関する配信サービスなどもローンチ予定だ。さらに事業環境レポートや企画書の自動生成、さらに将来ビジョンとして、企画書の自動生成や「AIが教えてくれる」サービスなども想定していることを紹介した。緒嶋氏は、「そうしたこともできるような世界も近い。当社の強みであるテクノロジーを活かし、皆様の価値創造につながるものを作り上げていきたい」と意気込みを語る。
そして最後に「情報収集を基に意見を創出し、議論を深化させ、ナレッジ化し蓄積することで、クリエーションや事業・アイデア創出につながっていく。ぜひ、当社のプロダクトでそうした実感を得てもらえればと思う。ぜひ、ストックマークのプラットフォームおよび、多彩な機能を使って挑戦してみたいという方はぜひ問い合わせをいただきたい」と語り、セッションを終えた。
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