ノキアは、NTTドコモ向けに5Gネットワークの展開を加速し、無線容量設計計画の効率化を支援するために、AI 無線容量設計ソフトウェアを導入したと発表した。
AI 無線容量設計ソフトウェアは、ノキアのAVA製品群の1つ。これをドコモの要求仕様に基づきカスタマイズすることで、基地局パフォーマンスデータから4Gセルの無線限界容量を予測し、必要なエリア容量を満たすための5G基地局の設置場所候補や、基地局ハードウェアタイプのシミュレーションができるようになったという。
このソフトウェアにより、ネットワークがどこで混雑し始めているのか、無線容量のボトルネックを予防するためにどこでネットワークのアップグレードを計画すべきなのかを明確にし、ドコモの取り組みをサポートするとしている。