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鹿島建設、港区赤坂でエリアプラットフォーム構築を実証 防災情報の可視化や公園管理の効率化など実施

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 鹿島建設は、東京都が公募した「地域を主体とするスマート東京先進事例創出事業」に港区赤坂地区総合支所とともに応募し、事業主体に採択されたと発表した。

 今後、港区赤坂地域において、同地域に関連する諸団体・事業者、赤坂地区総合支所、鹿島グループ各社と連携し、災害時や平常時に有効活用できるような、まちづくりに資するサービス基盤「エリアプラットフォーム」の構築を実証するという。

 具体的には、既存市街地(ブラウンフィールド)である赤坂にてスマート化を実証。災害時だけでなく、平常時にも価値を有する「フェーズフリー」の視点に立ち、街の見える化を通じて、住民に対する安全・安心の提供、住民の利便性向上、街の賑わい創出に資する仕組みづくりを目指すとしている。

街の見える化基盤の構成イメージ<br/>[画像クリックで拡大表示]
街の見える化基盤の構成イメージ
[画像クリックで拡大表示]

 実証にあたり、赤坂地域に関連する諸団体・事業者、地域行政、鹿島グループ各社と連携し、同地域のニーズや意見を汲み取り、同地域の資源や安心・安全に関する状況を同一連携基盤などで可視化。これにより、分散管理されていた施設や情報などを有効活用し、関係者間で地域の課題や問題をタイムリーに認識、対応できることを実証するという。

 現時点で想定している実施概要は以下のとおり。なお、内容は2022年度中に行われる地域に関連する諸団体・事業者との対話を踏まえて最終決定する。

概要

データ連携基盤による街の見える化

  • 地域活動情報の可視化
  • 防災関連情報などの可視化

公園や空地利用・管理のDX

  • 公園イベント参加などのデジタル申請対応
  • イベント主催者・出店者情報のオープンシステム構築
  • 遊具、設備、公園樹木などへのNFC(近距離無線通信)タグ貼り付けによる管理効率化

可搬式モジュールバッテリーの活用

  • 公園・空地でのフェーズフリー対応バッテリー搭載多用途ワゴンの運用

実証期間

2022年9月~2025年3月まで(予定)

事業主体など

  • 事業主体:港区赤坂地区総合支所、鹿島建設
  • 鹿島グループ会社:アバンアソシエイツ、イー・アール・エス、鹿島建物総合管理、かたばみ興業、小堀鐸二研究所、One Team
  • 事務局支援:Andeco

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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