資生堂ジャパンは、大阪府と「大阪府民の健康づくりに向けた連携協定」を10月24日に締結した。
資生堂はこれまで、がん治療の副作用による特有の美容上の悩みや、外見上の変化(肌の色変化、眉・まつ毛の脱毛など)をスキンケアやメイクアップによってカバーする「外見ケア」の普及・啓発などに注力してきた。大阪府は、がん患者や家族のQOL向上を全体目標の一つに位置づけ、がん対策の取り組みを府民に向けて展開している。
同協定を通じて両者は、がん対策の取り組みや健康づくりに関する啓発・情報発信など、様々な側面で連携することで、府民の健康的な生活の実現を図るという。
連携の概要は以下のとおり。
連携事項
- がん対策に関すること
- 府民の健康づくりの推進に関すること
- 「おおさか健活マイレージ『アスマイル』」に関すること
- その他、府民の健康の保持および増進に関すること
具体的な連携項目
- 資生堂ジャパンが有するがん患者向け情報や外見ケアセミナーを、医療従事者およびがん患者に向けて提供
- 府民に向け、大阪府が進めている「健活 10(ケンカツ テン)」のPR
- 府民に対する講座でのアスマイルの認知拡大・利用案内の実施
- 大阪府の主催する健活おおさか推進府民会議に参画