東日本電信電話(以下、NTT東日本)、東急、東急百貨店の3社は、映像AIソリューションを活用し出店テナント向けに販売支援を行う実証実験を、渋谷ヒカリエShinQs5階 ザ・マーケットプレイスにて11月1日より実施する。
同実証実験では、NTT東日本の映像AIソリューションによって、顧客の購買行動データをリアルタイムに取得し、出店企業へAIが解析した分析結果をフィードバックする。主にDtoC(Direct to Consumer:メーカーが、仲介業者や店頭を介さずにECサイトなどで直接顧客と取引する形態)企業向けに、売上向上や顧客獲得をサポートするRaaS(Retail as a Service:小売業界のサービス化)を提供し、実店舗の価値向上を図るという。
また、リアル店舗での販売機会が少ないDtoC企業に対し、東急百貨店のスタッフがVMD(Visual Merchandising:顧客にとって商品を見やすく、買いやすい売場環境を構築すること)のノウハウを提供することで、多様な角度から販売を支援するとしている。
実証実験の概要は以下のとおり。
- 目的:IPカメラの映像データ解析による購買行動データに基づく販売支援の実証実験
- 期間:2022年11月1日~2023年1月31日※休業日、年末年始の営業時間は施設に準じる
- 場所:渋谷ヒカリエShinQs5階 ザ・マーケットプレイス