日本電気(以下、NEC)とトレジャーデータは、顧客データ基盤(カスタマーデータプラットフォーム 以下、CDP)領域での業務提携を発表した。両社はこの業務提携を基に、新たにワンストップで顧客データの統合と活用を実現する「カスタマーインサイトサービス」の提供を開始し、NECのDXオファリングメニューに追加する。また、NECは、トレジャーデータをはじめとしたテクノロジースタートアップとの協業を通じ、企業のデータドリブンなビジネスに対する支援策を更に強化していくという。
今後両社は、CDPの導入支援をはじめとして、顧客データを活用した法人営業・コンタクトセンター領域の高度化や製品ライフサイクルの効率化を推進。さらには新規事業や製品・サービスの製造・開発等、企業のビジネス全体を支える顧客データ基盤として、金融・交通・エネルギー・小売など多様な業種の企業を対象に事業展開し、カスタマーインサイトサービス関連事業で2025年度末までに100億円の売上を目指すとしている。