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出光興産ら、鹿児島県の町役場庁舎において再エネ電力の供給とEV充電の共同実証を開始

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 出光興産、種子島石油、鹿児島県熊毛郡南種子町(以下、南種子町)は、南種子町役場において、小規模オンサイトPPAによる庁舎への電力供給とEV充電の共同実証を開始した。

 オンサイトPPAは、Power Purchase Agreement(電力販売契約)の一種で、PPA事業者所有の太陽光発電設備を使用者の敷地や事務所・工場などの屋根に設置し、電力を供給するもの。同実証では、出光興産が開発した電力分別供給システム「IDEPASS」とEV充電システム「再エネチョイス」を活用し、南種子町役場庁舎への再生可能エネルギー(太陽光)由来の電力供給と、従量課金制によるEV普通充電を実施するという。

(左)南種子町役場に設置された屋根置き太陽光パネル(オンサイトPPA)、(右)「再エネチョイス」を搭載したEV充電器
(左)南種子町役場に設置された屋根置き太陽光パネル(オンサイトPPA)、(右)「再エネチョイス」を搭載したEV充電器

 同実証は4年間の予定で行い、小規模オンサイトPPAの事業性、再エネ電力活用によるCO2の排出削減、従量課金制充電の顧客満足・事業性などについて検証。これらの検証を通じて3者は、低炭素エネルギーの地産地消の推進と、EVユーザーと地域の充電事業運営者にとって最適なサービスの構築を目指すとしている。

 実証の概要は以下のとおり。

実証期間
  • 2023年4月~2026年(見込み)
設置設備
  • 太陽光発電システム(57.75kW)、EV用普通充電器(6kW、5台)
実証における役割
  • 出光興産:実証企画主体者、ビジネスモデル検討、PPA主体者
  • 種子島石油:EV関連事業提供者・事業主体、充電器維持・管理・運用
  • 南種子町:再生可能エネルギーの利用、EV活用、排出CO2削減の検証など
実証における電力供給イメージ(「再エネ由来の電力供給の流れ」について実証)<br/>[画像クリックで拡大表示]
実証における電力供給イメージ(「再エネ由来の電力供給の流れ」について実証)
[画像クリックで拡大表示]

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