独自の大規模言語モデル「LHTM-2」
──GPT-4など、昨今のAIテクノロジーの進化についてどのようなお考えをお持ちでしょうか。
米倉:研究者の間では、2018年のGPT-2の時点で既に盛り上がっていました。2020年にGPT-3が出たときにも業界内には相当なインパクトがありましたが、一般社会では誰も騒いでいませんでした。それが2022年のChatGPTの登場で一気に盛り上がりました。この時間差については興味深く感じています。ChatGPTのような使いやすいUIのプロダクトが世に出ないと、社会は動かないという示唆になりました。