DX推進における3つのイニシアティブ
三井化学では現在、DX推進にむけて3つの“イニシアティブ”を展開している。
1つ目は「ブロックチェーン技術によるプラスチック資源循環型プラットフォーム」。ここでは、リサイクル品由来のプラスチック素材を製造してから運搬し、このプラスチックを用いた製品の製造、そして最終的に壊すまでのプロセスにおいて、危険な添加剤が使われていないか、本当にリサイクルされたものであるかなどの項目を確認できるプラットフォームを構築している。このプラットフォームによってトレーサビリティが実現すると、たとえば製造工程や検査工程などの各工程において、物性情報やリサイクル材の比率といった情報を、スマホをかざすだけで確認できるようになるのだという。