KPMGコンサルティングは、従業員が自律的・持続的に「デジタルを活用した新規事業のアイデア」を提案できる組織内の仕組みづくりおよび定着化に向け、新規事業の創出・自走化支援サービスの提供を開始した。
同サービスでは、デジタルを活用した新規事業の創出・自走化に向けて、3つの要素(デジタル、競争優位性、外部環境変化)の理解促進を図ることで、従業員が「自律的・持続的」に、新規事業創出が可能となる仕組みの構築・定着を目指すという。
長年の実務経験を通じて蓄積した知見や専門性に基づく「異業種を含めた事例を基に抽出したDXエッセンス」と、従業員が認識している「企業の強み・優位性」を掛け合わせるハイブリッド型のアイディエーション手法を導入することで、デジタルを活用した新規事業の創出を支援するとしている。
デジタルを活用した新規事業の創出・自走化の実現に必要な要素
デジタルを活用した新規事業の創出に向けたアイディエーション手法
KPMGコンサルティングが提唱するデジタルを活用した新規事業の創出は、以下の2つのポイントを掛け合わせたハイブリッド型のアイディエーション手法が特徴だという。
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業種にとらわれないデジタル活用事例を知る
デジタルを技術要素ではなく活用事例として捉えることで、デジタルを活用した新規事業のアイディエーションの具体性・スピードを向上させ、マーケットインを迅速化。アイディエーションの際には、業種にとらわれないデジタル活用事例を知ることでアイディエーションの視野が広がる
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企業の想いを込める
アイディエーションを実施する際に、事業意義(なぜこの新規事業に取り組むのか)、競争優勢性(勝ち筋がどこにあるのか)を明確にし、社内外に向けて新規事業のメッセージを明確にする