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ITバブルを経験したからこそ、IPOより大事なものを知っている、福岡・天神で働くアンダス社長

アンダス社長 前田 哲郎氏インタビュー

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IPOは必要ない

 ITバブルの経験から、IPOがどのようなものか、そのためには何をしなければいけないかもわかっているつもりです。IPOは簡単ではないですが、がんばれば出来る。でもそれで得られるものは何なのかを考えた時、アンダスでは必要ないと考えているんです。なぜIPOはいらないのか? その理由は、これまで育ててきたアンダスの文化っていうものが、上場基準を満たすための社内整備をしていく中で、崩れてしまうと思うからです。

 上場のメリットには、資金調達とかあるんですけど、今の時代、お金を借りるのはそう難しいことではないでしょう。ここ福岡では金融もまだ機能しているので。結局、上場したタイミングに株を持っているメンバーや創業したメンバーのメリットはありますが、上場後に入ってきたメンバーはほとんど株の恩恵はありませんよね。一般の個人投資家と同じような感じ。確かに海外の企業とのアライアンスというところでは、やっぱり上場してるしてないっていうのは、影響あるとかっていうんですけど、上場会社と非上場会社が業務提携なんて、普通にやってることですし。そういう理由で今のところは、上場は考えていないですよね。今の東京のベンチャーやスタートアップのブームを否定はしないけれど、今はまだ僕らには必要はないかなと。

2020年までの利益計画をオープンにつくる

 労働集約で拡大して売上を増やすのではなく、先ほどの5つの分野の組み合わせで、しっかり稼げる形にすることに注力することが、当面の目標で、2020年までの計画を策定してます。今グループの連結の売上総利益は20%を超えるところまで来ていますが、Webマーケティング事業のウェイトが高いので、まだまだですね。

 今期の目標設定では、粗利率を22.6~27%ぐらいまで持っていくつもり。人も今期15名位増やす予定です。

 意外にも僕自身、経営は、堅くいくタイプで(笑)借り入れしてきて、そのお金でどんとビジネスやるタイプじゃないんですよ。やっぱり、自分たちで出した利益からですね、拡大をさせていきたいという気持ちが強いし、そのプロセスをみんなで楽しみながらやるところに意味があると思うんです。

 数字の目標もすべてオープンにしていて、利益の計画も、まず今期みんなの賞与がどのぐらい欲しいのかっていうところから始めるんですよ。まず一人当たりの賞与っていうところから、賞与総額が出ますよね。それにプラスして、会社に内部留保をいくら残したいかを決める。あとは、税金です。この3つを足すと営業利益っていうのが出ます。それを単純に粗利率から逆算すると、粗利目標、売り上げ目標が自動的に立つわけですね。こうすれば、みんなが欲しい賞与がもらえますという、シンプルな考え方です。なので、社員一人ひとりに対して、数字はもう全部オープンにしてます。

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