派遣プログラマから起業し世界進出。福岡ベンチャーの雄、ヌーラボ橋本さん

ヌーラボ 代表取締役社長 橋本正徳氏 インタビュー

 ヌーラボは、コラボレーションを促進するWebサービスを展開する会社。九州・福岡に本社を本社を置き、東京、京都、インドネシア、シンガポール、台湾など拠点を置き、海外にもサービスを拡大している。プログラマとして出発した橋本さんが、コラボレーションと地元ではたらくことの関係について語った。

[公開日]

[著] BizZine編集部

[タグ] スタートアップ

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プログラマから起業し自社サービス運用へ

橋本正徳ヌーラボ 代表取締役社長 橋本正徳

 この業界に入ったのが、たぶん21歳頃だったと思います。たぶん。忘れちゃいましたけど(笑)。24か25ぐらいのとき、派遣会社に登録して、派遣プログラマーとして働いていました。

 最初は、Javaのプログラマーです。個人的にもプログラミングにはまって、完成には至らなかったんですが、オープンソースを使って形態素解析を使ったプログラミング言語を趣味で作ってみたりしていたんです。オープンソースでは、2003年くらいにSeasarプロジェクトっていうのも始まってて、僕らもそれのコミッターとしても、活動してました。

 そんな中で、出会った二人のエンジニアと意気投合して、起業したんです。起業したのは派遣プログラマーになって3年後ですね。株式会社ヌーラボを起業して、今年で11年めです。

 「ヌーラボ」っていう社名は、僕ではなくうちの取締役が考えたんです。みんなで3つずつぐらい持ち寄って、それぞれ一つずつ名刺交換の練習をしてみて、しっくりいったのがヌーラボだった。
 意味としては、「NULLから、新しいものを作るラボラトリー」なんですけど、そういう風に説明しようとなったのは、設立後3年してからの後づけ(笑)。 やっぱり語感ですね。ヌーラボの「ラ」の時に、舌が口の中の上をなぞる感じが、すごく気持ちいいな、発音しやすいな、とか。意味合いよりも語感だったりだとか、発音した時の心地よさだったりとすると思うんで。

 派遣会社に勤めていた頃は、なかなかお客様と話すことが出来ないのが物足りなかった。派遣の人が話す相手は、派遣先の会社の人だけで、システムを使う人じゃなかったりしますよね。僕らはどっちかっていうと、システムを使う人と話しながらものを作りたかった。会社を作った後も、最初は受託開発でした。そのときのお客さんは、システムを運用していて、実際にシステムを使う側のお客さんはその先にいるという状態でした。もっと、自分たちのつくったサービスを直接ユーザー提供していきたいなと思ったので、自社のWebサービスの会社にしたんです。

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