BIPROGYは、生活者がNFT(非代替性トークン)の購入を通じて、サステナブルでエシカルな取り組みを行う生産者や企業に寄付(応援)できるプラットフォーム「D-Farm Village」の概念実証(PoC)を開始した。
D-Farm Villageでは、生活者が消費行動ではなく、NFT購入という形で寄付(貢献)を行うことで、サステナブルな食産業に取り組む生産者や企業を応援できる。その貢献内容や活動状況をデジタル上で可視化することで、バーチャルとリアルを融合させながら生産者や企業と生活者(応援者)のつながりを実現し、新たな体験価値を提供していくという。
生活者(応援者)
- サステナブルな生産活動やビジョンに共感した生産者や企業のNFTを購入し応援
- NFT購入や環境貢献ポイントでアイテムを入手し、デジタル上のオリジナルファームを運営
生産者や企業
- 実際の農場や生産品の情報をファーム上でメッセージやキャラクターを通じ情報を発信
- 購入されたNFTに応じ、お礼の品として生産品や収穫などの体験を提供
BIPROGYは、D-Farm Village上で生活者がNFTを購入(応援)することで、食産業のサステナブルな取り組みにどのように貢献しているかを可視化し、生活者の寄付・投資行動を促す仕組み作りに取り組んでいくとしている。
同社は今後、CREA FARM(静岡県)や農園貞太郎(山形県)をはじめ、サステナブルな生産活動に取り組む生産者や企業・団体の参画を広げ、2023年度内の事業化を目指すという。