グループ4社によるトライアルの成果
サービスのトライアル導入では、名鉄グループの4社が選ばれた。1社目は、ロードサイド型ギフト店を展開するオンセブンデイズ。東海地方を中心に15店舗を展開している同社は、ギフトショップという性質上、30~40代の女性をターゲットとしており、プレゼント需要が高いことやリピーターが多いという点から高いNPSを期待して選ばれたという。2社目は、とんこつラーメン屋「ラの壱」など飲食店で多角展開する名鉄ミライート、3社目は自動車整備業を手掛ける名鉄自動車整備である。そして4社目が、貸し切りバス事業などを行う名鉄観光バスであり、同社が提供するバスツアー「ドラゴンズパック」はコロナ以前より半分に落ち込んだものの直近では年間15万人くらいの利用者がいるそうだ。元々名鉄観光バスでは顧客管理に「Salesforce」を採用していたが、Salesforceとクアルトリクスの連携について評価したいという意図もありトライアルでは同社も選ばれた。
NPSを算出するためのアンケートについては、QRコードや直接の手渡し、BtoB先へのメール等により収集したそうだ。配信期間は最長でも3週間しかなかったにも関わらず、一定の回答が得られている。そして何よりNPSの結果が予想以上だったことがプロジェクトメンバーにとっての喜びになり、モチベーション向上につながったと壁谷氏は話す。