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TMNと三菱食品、コープこうべと共同でデータ利活用に向けた情報プロセシングの取り組みを本格始動

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 トランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)は、三菱食品、生活協同組合コープこうべ(以下、コープこうべ)と共同で、コープこうべの様々なデータを活用し、決済とマーケティングを融合させた情報プロセシングの取り組みを本格的に開始すると発表した。

 同取り組みは、TMNのゲートウェイに集約されたデータを安全に保存・整備し、高度なデータ分析を可能とする情報プロセシング・プラットフォームを新たに構築して、販促やコープこうべファンの拡大など様々な施策実行へつなげていくものだという。

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背景

 コープこうべでは、膨大なデータの蓄積や集計作業の負荷、データの組み合わせによる多角的なデータ検証の難度の高さなどといった課題から、データの十分な活用ができていなかった。

 TMNは、2021年に同社の決済、ポイント、会員管理サービスをコープこうべに導入し、コープこうべの約172万人の組合員IDを共通化することで、会員情報を一元的に管理する共通会員基盤を構築したという。

 今回、構築した共通会員基盤を活用すべく、小売業へのサポートを通じて得られた生活者理解のノウハウを有する三菱食品とTMNが連携することにより、コープこうべの魅力を最大化させることを目的とした本格的なデータ利活用に向けて、情報プロセシングの取り組みを開始するに至ったとしている。

情報プロセシング取り組み概要

 3社は、2022年2月から同取り組みの検討を開始しており、2024年前半までに、データの集積から分析までをほぼリアルタイムで展開可能な情報プロセシングのプラットフォームを構築する予定。

 3社が協力してこのプラットフォームを活用することにより、まずは宅配と店舗事業において、組合員属性だけでなく、時間軸での利用動向や一定セグメントでの利用状況など多角的にデータ分析を行いながら、宅配と店舗の相互利用などに向けたな施策を検討していくと述べている。

今後の目標

 情報プロセシングの取り組みを通じた継続的なデータの利活用を、宅配と店舗事業だけでなく、コープこうべのすべての事業に拡大して展開していくことにより、組合員一人ひとりに対するコープこうべの「くらしのインフラとしての役割」を強化し、組合員に対しより魅力的な事業・サービスを展開していくことを3社で目指していきたいという。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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