西日本旅客鉄道(以下、JR西日本)は、同社グループのデジタル変革を推進する「TRAILBLAZER(トレイルブレイザー)」を10月2日に設立すると発表した。
JR西日本グループではこれまで、デジタル戦略に基づいたサービスを展開しており、その活動を支えているのが、自社で内製してきたデジタル戦略立案・実践チームだという。一方で、同取り組みを推進するための専門人材が不足していることが課題の一つとなっていたとのこと。そこで、新たに人材を迎え、同社グループ向けに特化したデジタルコンサルティングエージェンシーを設立し、デジタル領域の取り組みを加速させることを目指すとしている。
TRAILBLAZERでは、同社グループが目指すリアルとデジタルをつなぐ世界観に挑戦したいデータサイエンティストやエンジニアなどを募集し、デジタルトランスフォーメーションによる新たな顧客体験の提供、鉄道におけるバリューチェーンの効率化を実現。今後も多くのプロジェクトが計画されており、TRAILBLAZERはそれらにおいても中核的な役割を担っていくという。