「学研アクセラレーター2016」は、「出版・メディア」「書籍・雑誌」「情報コンテンツ」「教育」をキーワードに学研グループとベンチャー企業が、リソースを相互に補完しあい、従来の業界に破壊的なイノベーションを起こすビジネス共創プログラム。
学研社内の専門家に加え、社外からも関連業界やスタートアップ業界で活躍する専門家をメンターとして迎え、ベンチャー企業支援を通じて、業界にイノベーションを起こすことを目的としているという。
「学研アクセラレーター2016」は、ベンチャー企業が持つアイデア、スピード、行動力と、学研グループが持つリソース、ネットワーク、ブランド、専門のメンター陣と、日本国内のリーディング・コーポレートアクセラレーターである01Boosterがサポートすることで、「出版・メディア」「書籍・雑誌」「情報コンテンツ」「教育」をテーマに革新的な新規事業を興すことを目標としている。
主に米国を中心とする海外では、01Boosterのようなアクセラレーターが企画運営し、大企業とメンター陣によるコーポレートアクセラレータープログラムが盛んに行われているという。
これは、大企業とベンチャー企業では文化や考え方が大きく異なり、直接二者間でマッチングをしても新規事業創造やコラボレーションの成功率が極めて低いため、大企業に加えて、専門家のメンター陣と、起業家を中心としたアクセラレーターが触媒としてサポートする必要があるためだという。
「学研アクセラレーター2016」では学研の専門家に加え、社外で活躍する専門家をメンター陣として採用することで多様性を持ったオープンイノベーションを起こし、ベンチャー企業(中小企業や個人事業主も対象)を多面的にサポートすることが特徴だという。
学研と01Boosterは、先行して国内教育企業初のアクセラレータープログラムである「学研アクセラレーター」を2014年10月の事前セミナーを皮切りに、2015年5月まで実施。111プランが集まり、5社の選抜ベンチャー企業をサポートし、4社への出資を実施しているという。