2025年12月23日、アクセンチュアとパランティア・テクノロジーズは戦略的パートナーシップを拡大し、AIとデータ分析による企業変革支援を強化することを発表した。両社は、新たに「アクセンチュア パランティア ビジネスグループ」を設立し、顧客企業のAI導入や全社変革を加速させる。

このビジネスグループには、パランティアのフォワードデプロイエンジニアと、2,000名以上のパランティア技術を持つアクセンチュア専門家が参画する。部門ごとに分断された企業内データの統合から、AIを活用した意思決定プロセスの実装まで一貫して支援する体制を整えた。
アクセンチュア CEOのジュリー・スウィートは「パートナーシップ拡大により、顧客企業は高度なAIを全社規模で迅速に導入できる。アクセンチュアの業界・業務知見とパランティアの強力なプラットフォームを組み合わせることで、AIとデータを活用したソリューション構築が加速し、全社的な価値創出と成長が可能になる」と述べた。
一方、パランティア CEOのアレックス・カープは「アクセンチュアとの連携強化で、さらに多くの企業がパランティアのプラットフォームを活用し、大規模変革を迅速に実現できる。業界を問わず、意思決定の高度化を支援していく」とコメントしている。
現在、行政、エネルギー、石油・ガス分野の顧客には既にサービスを提供している。今後はヘルスケア、通信、製造、消費財、金融サービスなど幅広い分野への展開を予定する。サイロ化したデータの全社的な統合により、組織全体の業務改革や変革を促進する。
同ビジネスグループは、事業や社会インフラの根幹を支えるデータセンターやAIインフラストラクチャーの安定運用管理にも注力する。また、パランティアのFoundryやArtificial Intelligence Platformといったプラットフォームを活用し、複雑化する事業環境や重要インフラ領域で安全なコンピューティング基盤も提供する。これらは、多様化する経営課題に対応するうえで企業が求めるデータの統合利用やAI活用基盤強化につながる。
本パートナーシップ拡大により、企業はAIによる業務改革やデータドリブンな意思決定プロセスの本格実装を推進しやすくなった。アクセンチュアとパランティアは今後も、変化するビジネス環境下で企業の変革を支援していく方針である。
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