製薬会社との協業で実現を目指す「患者中心」の世界
大角: 乳がん向け乳房超音波画像AI診断支援ソフトウェアとは、ビジネスモデルとしてはどのような仕組みになっているのでしょうか。
山並:医療機器の一部としてAI画像診断のソフトウェアを提供しているので、基本的には医療機関に使っていただき、その対価を得るというモデルです。患者は医師や技師の技量を判別できないことが多いので、たった一度の見逃しによって病気が進行するリスクを避けるためにも、少しお金がかかってもAIを活用した検診を選択する方が増えていくのではないかと考えています。