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IHIとVopak、日本におけるアンモニアターミナル開発・運営を共同検討へ 日本国外での協業も

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 IHIとRoyal Vopak(以下、Vopak)は、日本におけるアンモニアターミナルの開発・運営を共同で検討する覚書を締結。また両社は、日本国外での協業に関しても検討を進めていくという。

 IHIでは、カーボンニュートラル社会の実現に向けて、燃料アンモニア製造・貯蔵・利活用や、大規模アンモニア受入ターミナルの総合的な技術開発を進めている。Vopakでは、アンモニアの安全な取り扱いと貯蔵に関する知識を活用し、アンモニアの輸入、貯蔵、流通インフラを開発。直近では米国において、パートナーと共同でヒューストン船舶航路での大規模な低炭素アンモニア生産・輸出プロジェクトの開発に向けた事前検討を行っているとしている。

 今回の協業検討は、火力発電の炭素排出を削減するための燃料ならびに水素キャリアとして重要な役割を果たすアンモニアを、日本国内外で経済的に流通させるための大規模アンモニア貯蔵ターミナルを対象とするもの。アンモニアターミナルの運営を合理化し、価格競争力を強化させるとともに、様々な水素誘導体への転換・供給を行う可能性についても検討するという。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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