キヤノンと米国クリーブランド・クリニック財団(以下、クリーブランド・クリニック)は、患者にとってより良い医療を実現する医用画像ソリューションおよびヘルスケアIT技術の開発を目指す戦略的研究パートナーシップに合意した。
これにより、クリーブランド・クリニックの生物医学研究や臨床ケアにおける専門性とキヤノンのイメージング技術を生かして共同研究を推進。今後、クリーブランド・クリニックのメインキャンパスに隣接する地区に、画像研究・臨床センターの設立を予定しているという。
共同研究では、臨床の視点に立ち研究も行うクリニカル・サイエンティスト(臨床科学者)や研究者、エンジニアなどの専門家からなる組織を超えた横断的なチームにより、最先端の画像診断技術の開発を目指す。循環器、脳神経、筋骨格などの領域を対象に、前臨床画像、臨床画像、画像解析の3つの主要な分野での研究を行うという。また、これらの共同研究をグローバルに展開することも視野に入れているとしている。