企業経営のパラドックスとデザイン/共創のエコシステムをどう作るべきか
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[0]目次
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[1]今週のホットトピック1
[2]今週のホットトピック2
[3]イベント情報
[4]新着記事紹介
[5]新着ニュース
[6]配信停止の方法
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[1] 今週のホットトピック1
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Biz/Zine(ビズジン)編集部・編集長の栗原です。
今週はじめに紹介するのは、デザイン組織連載の最新回です。
今回は、連載ホストの岩嵜さんが主張する「デザイントライアングル」の解説、
このフレームワークの構成要素の中でも特に注目すべき点に関して議論しました。
後半では、このフレームワークを下敷きに今までの取材を振り返りました。
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■前編:デザイン思考のその先へ。デザインを組織にインストールする
「行動」「ワークスタイル」「組織文化」とは
https://bizzine.jp/article/detail/9828?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
■後編:“企業経営のパラドックス”を乗り越え、
両利きの経営を推進するデザインの力──統合思考が必要な理由とは
https://bizzine.jp/article/detail/9911?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
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連載担当者として、ずっと注目しているデザインの力は「統合」です。
また、両利きの経営の観点でも、探索的な活動で得た組織能力を、
既存組織にどのように統合して、既存事業を深化させるのか。
この連載取材を通じて特に感じた課題意識は、
組織構造の両利きもさることながら、両利きの意思決定が必要だということ。
経営学には「パラドックス(マネジメント)研究」という領域があり、
2024年は、この領域の知見をさらに経営層が取り入れるのか。
Biz/Zineでも、この「パラドックス研究」には注目していきます。
<前編・目次>
・デザイン思考ブームの「功罪」。なぜ、デザインの理解が表層的なままなのか
・デザインの全体像を構成する「行動」「ワークスタイル」「組織文化」
・「誰かの靴を履く」がクリエイティビティの起点になる
・「悪き正解主義」を乗り越えるためのブリコラージュ
・“自分の仕事”がデザインの本質
<後編・目次>
・「デザインの拡張」を実践するデザイン組織たち
・「経営層の理解」が組織的なデザインの活動を可能にする
・どうすれば「デザインへの正しい理解」を促せるのか
・次の時代に生き残るため、「A or B」のトレードオフ思考を乗り越える
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[2] 今週のホットトピック2
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次に紹介するのは、
日欧の大企業、大学、研究機関の代表者が集い、
日本のイノベーションエコシステムをどう共創していくか議論した、
Japan Innovation Network主催「IMS SUMMIT 2023」のレポート記事です。
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■大企業・アカデミア・研究機関の6者が議論
──日本のイノベーションエコシステムをどう共創していくか?
https://bizzine.jp/article/detail/9774?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
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<登壇者>
・イケア・ジャパン 代表取締役社長 兼 CSO ペトラ・ファーレ氏
・東日本旅客鉄道 代表取締役社長 深澤祐二氏
・三井住友フィナンシャルグループ 執行役専務 磯和啓雄氏
・理化学研究所 経営企画部長 斉藤卓也氏
・東京工業大学 副学長(産学官連携担当) オープンイノベーション機構 教授
大嶋洋一氏
・Japan Innovation Network 代表理事 紺野登氏
世界的なイノベーション先進企業として知られるIKEAのペトラ・ファーレ氏や、
2022年に経済同友会でイノベーション戦略委員会委員長を務めた
JR東日本の深澤祐二氏をはじめ、豪華メンバーが集結。
それぞれの立場や取り組みを示しながら、
イノベーションを起こすための「日本型エコシステム」共創に向けた
意見を交わしました。
特に、「欧米に比べて日本はアカデミア・大学を最大限活かせていない」
という意見が出ると、“技術の事業化”に積極的になれない大学の課題や、
それを克服するために企業や金融機関ができること、
アカデミアを中心に据えた新たなエコシステムの形の案が提唱されるなど、
非常に示唆に富んだディスカッションが展開されました。
ぜひご一読ください。
<IMS SUMMIT 2023 他のオススメ記事>
リーンスタートアップの生みの親であるスティーブ・ブランク氏と、
誰もが知る時計ブランド「Swatch(スウォッチ)」の共同発明者である
エルマー・モック氏が「再現性のあるイノベーションを起こす仕組みづくり」を
テーマに講演したレポート記事も公開しています!
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■“イノベーション劇場”を脱却せよ
──スティーブ・ブランク氏が提唱する「第三世代のイノベーション」とは
https://bizzine.jp/article/detail/9772?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
■Swatch共同発明者が体現する、
イノベーションを「単発で終わらせない」次世代戦略と思考法とは?
https://bizzine.jp/article/detail/9773?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
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[3] イベント情報
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■Biz/Zine Day 2024 Winter【1/24@神田明神ホール】
https://event.shoeisha.jp/bizzday/20240124?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
大企業による新規事業開発に焦点を当てた今回のイベントでは、
企業の経営戦略における新規事業の位置づけと中長期的な戦略や、
オープンイノベーションの取り組み、社内新規事業の取り組みを取り上げます。
DNP ABセンター長の金沢貴人氏、ブラザー工業 安井邦博氏らの講演に加え、
積水化学工業イノベーション鈴木氏らによるパネルディスカッションも注目です。
【名 称】Biz/Zine Day 2024 Winter
新規事業による企業変革
未来をつかむための“戦略”と“実践”
【日 時】2024年1月24日(水)
【会 場】神田明神ホール
【参加費】無料(事前登録制)
【主 催】株式会社翔泳社 Biz/Zine編集部
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[4] 新着記事:5本(2023-12-11~2023-12-18)
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◆茂木健一郎氏が語る、人間とAIのアライメント
──AI時代に活きる日本の“特徴”とは
フェリックス清香[著]
人工知能(AI)についての議論が世界中で行われている。10月に行われた
Sansan Innovation Summitでは、東大でコレクティブインテリジェンスの
研究をし、AIの最新技術にも詳しい、脳科学者の茂木健一郎氏が登壇。
人間が、日本が、AIのある時代をどう生き抜くかについて講演を行った。
「日本はAI開発競争では勝ち目がない。現状起こっていることは見るべきだが、
日本、そして日本の個人の勝ちポイントは別にある」と語った茂木氏の
講演内容を紹介する。
https://bizzine.jp/article/detail/9944?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
◆“企業経営のパラドックス”を乗り越え、両利きの経営を推進するデザインの力
──統合思考が必要な理由とは
岩嵜 博論[語り手]
岩嵜氏の近著を起点にデザインの本質を掘り上げた前編に引き続き、後編では
これまで訪れてきたデザイン組織の活動について振り返る。日立製作所、
NTTコミュニケーションズ、ソニー、デジタル庁、三井住友銀行と、各業界を
代表する先進的なデザイン組織から伺えるデザインの力とは。インタビュー
からは、各社が実践する「組織にデザインを実装する方法」も明らかになった。
https://bizzine.jp/article/detail/9911?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
◆デザイン思考のその先へ。デザインを組織にインストールする
「行動」「ワークスタイル」「組織文化」とは
岩嵜 博論[語り手]
先進的な企業・団体のデザイン組織への取材を通じ、「組織変革の担い手として
のデザイナー・デザイン組織」のあり方や可能性を探求する連載記事
「組織戦略としてのデザイン」。武蔵野美術大学クリエイティブイノベーション
学科教授(ビジネスデザイナー)の岩嵜博論氏をナビゲーターに、日立製作所、
NTTコミュニケーションズ、ソニー、デジタル庁、SMBCと、さまざまな業界の
デザイン組織の活動に迫ってきた。2018年の経済産業省・特許庁による
「『デザイン経営』宣言」以降、ビジネスの領域で急速に注目を集めたデザイン。
その重要性が広く認知されるようになった今、日本企業はどれほどデザインの
可能性を引き出すことができているのか。ナビゲーターの岩嵜氏にこれまでの
連載の内容を振り返りながら、デザインの本来的な力や日本におけるデザインの
現在地などを語ってもらった。前編となる本稿では、近著『デザインとビジネス
創造性を仕事に活かすためのブックガイド』(日本経済新聞出版社)の
執筆背景や内容を起点に、日本において表層的に捉えられがちだという
デザインの本質に深く迫った。
https://bizzine.jp/article/detail/9828?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
◆大企業・アカデミア・研究機関の6者が議論
──日本のイノベーションエコシステムをどう共創していくか?
やつづかえり[著]
2023年10月23日、「システマティックなイノベーションによる未来の創造」を
テーマにJapan Innovation Network(JIN)が主催した「IMS SUMMIT 2023」。
企業が組織戦略としてイノベーションを起こすためには、イノベーション・
マネジメントシステム(IMS)の醸成が必要であるという共通認識のもと、日欧の
大企業やアカデミア、研究機関の代表者6名が集い、パネルディスカッションを
行った。それぞれの視点から語られる、日本企業にイノベーションを起こす
エコシステムの在るべき姿とは。
https://bizzine.jp/article/detail/9774?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
◆日本企業の「DX人材」への誤解
──採用・育成で押さえるべき「デジタルバリューチェーンスキル」とは
八子 知礼[語り手]
企業のDX推進でボトルネックになりがちな「人」。この問題を巡ってヒントに
なる考え方が「デジタルバリューチェーンスキル」だ。一体どんな考え方なのか。
多くの会社のDX支援を手掛けてきた八子知礼が解説する。
https://bizzine.jp/article/detail/9940?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
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[5] 新着ニュース:19本
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・電通デジタル、「インクルーシブデザインソリューション」提供開始
インクルーシブなプロダクト開発を支援(12/14)
https://bizzine.jp/article/detail/10052?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
・INDUSTRIAL-X、DX人材支援事業の本格展開を開始 本当に必要なスキルや人材を
効果的に育成(12/14)
https://bizzine.jp/article/detail/10051?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
・bridgeとニューマルジャパン、新規事業の0→1をワンストップ支援する
新サービスを提供開始(12/14)
https://bizzine.jp/article/detail/10050?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
・セイノーHDら、川根本町におけるドローンなど活用した新たな物流ビジネス
モデル構築に向けて連携(12/14)
https://bizzine.jp/article/detail/10047?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
・EY、新たなAIの統合型プラットフォーム「EY.ai」を開始(12/14)
https://bizzine.jp/article/detail/10048?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
・DNP、生成AIの回答精度向上を実現するデータ整形技術を開発 2024年1月提供へ
(12/14)
https://bizzine.jp/article/detail/10046?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
・レゾナック、日本郵船らと船舶へのアンモニア燃料供給めざし共同検討契約を
締結(12/14)
https://bizzine.jp/article/detail/10045?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
・東芝テック、流通・小売業などとの共創の場として千葉県習志野市に
次世代スマートストアをオープン(12/13)
https://bizzine.jp/article/detail/10044?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
・コクヨとFellowes、ワークスペース・ウェルビーイング事業における
ビジネス可能性を調査・研究へ(12/13)
https://bizzine.jp/article/detail/10042?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
・博報堂、五感の相互作用を活用したアイデア創出ソリューション提供
新規事業創造に必要な発想をサポート(12/13)
https://bizzine.jp/article/detail/10041?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
・NTTとACCESS、IOWN発展めざし資本業務提携に合意 UI/UX実現に向けた
研究開発など推進へ(12/13)
https://bizzine.jp/article/detail/10039?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
・ガートナージャパン、2024年に向けて企業や経営者、個人が獲得すべき
マインドセットを発表(12/13)
https://bizzine.jp/article/detail/10043?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
・アダストリアのグループ会社がB Corp認証を取得 「従業員」の項目で高い評価
(12/13)
https://bizzine.jp/article/detail/10040?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
・リコーらの合弁会社NR-Power Lab、地域新電力16社と電力の地産地消などめざし
共創を開始(12/12)
https://bizzine.jp/article/detail/10029?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
・伊藤忠商事とハイブ、南アフリカにおけるグリーンアンモニア製造事業について
共同検討へ(12/12)
https://bizzine.jp/article/detail/10028?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
・東芝、住信SBIネット銀行ら、脱炭素ソリューションの企画・開発などに向け
業務提携契約を締結(12/12)
https://bizzine.jp/article/detail/10027?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
・オリンパス、ソニーらと医療分野で協業関係を強化 次世代内視鏡システムの
製品開発めざす(12/11)
https://bizzine.jp/article/detail/10026?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
・トランスコスモス、ECサイト構築と運営支援事業の拡充に向けてウェブライフと
資本業務提携(12/11)
https://bizzine.jp/article/detail/10025?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
・三菱重工とADNOC、ブルーアンモニア・ブルー水素のバリューチェーン構築に
向け協力へ(12/11)
https://bizzine.jp/article/detail/10024?utm_source=bizzine_regular_20231218&utm_medium=email
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