住友商事のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)である住商ベンチャー・パートナーズは、モノづくりブランドの承継および成長実現に取り組むforestに、シリーズAに続きシリーズBで追加出資した。

forestは、流通販売事業や戦略投資事業を展開する企業。「良質かつ機能的で、持続可能性の高いモノを創る、日本発の世界ブランドを多く輩出する」をビジョンに掲げ、2021年に創業した。
今回住商ベンチャー・パートナーズは、初回出資以降のforestの事業進捗と、同社の目指す「日本のモノを育み、世界を彩る」ミッションに強く共感し、シリーズAに続いてシリーズBに追加出資。今回のファーストクローズの累計資金調達額は19億円となる。
forestは、今回調達した資金を用いて、ブランドの承継(M&Aおよび成長投資)、日本および中国における物流インフラの強化、データアナリティクスの推進、専門人材の採用、また越境ECへの取り組みなどを一層強化する。
住商ベンチャー・パートナーズは今回の出資を機に、住友商事グループのメディアコマース事業とのさらなる協業や、グローバル事業展開の支援を通じて、forestの事業基盤強化に貢献していく。
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