2026年5月21日、Plug and Play Japanは、日本企業におけるAIトランスフォーメーション(AX)の推進を目的とした専門組織「AI Center of Excellence(AI CoE)」の新設を発表した。AI CoEは、大企業とスタートアップとの共創によるオープンイノベーションを推進する新たな取り組みで、コンサルティングやAI、DX分野に関する知見を有するプロフェッショナルで構成されている。

Plug and Playの特徴である世界60拠点以上のグローバルな知見と多角的なエコシステムを活用し、顧客企業のAX推進体制の構築や経営戦略との接続、人材育成、業務プロセス統合など、企業が直面する課題の解決を一気通貫で支援する。AI CoEは米国内では既に7拠点で展開されており、日本は米国外で初の拠点となる。
AI CoEが提供する主な価値は以下の3点である。
1つめは、Plug and Playが展開するグローバルネットワークを活かした戦略的イノベーション支援だ。世界各地で培った投資・アクセラレーションの知見を日本企業の経営層に提供し、AIやDX領域における最新の技術動向や先行事例、独自のインサイトを活用して、戦略立案やイノベーション創出の加速を支援する。
2つめは、多角的なエコシステムを通じた実効性の高い事業変革である。AIスタートアップや大企業、アカデミア、サービスパートナーが集うエコシステムを活用し、各企業の課題に合わせて最適なパートナーを柔軟に選定する。業務プロセスの再設計からAIの実装・定着まで、事業価値の創出に向けて一気通貫で支援する。
3つめは、持続的な成長へ向けた人材・組織変革支援である。AIトレンドの学習やワークショップを通じたDX人材の育成に加え、社内起業プログラムなどで組織全体の文化醸成を後押しする。外部パートナーとの共創を通じて生まれた新たな価値を、継続的な事業成長に繋げる「変革の担い手」を育成する。
今後AI CoEでは、支援案件の拡大や対応領域の拡充に伴い、体制強化と組織の成長を図る方針を明らかにしている。
なお、AI CoE設立を記念して2026年6月2日に「AI Center of Excellence Launch Forum」がPlug and Play Japan渋谷オフィスで開催される予定で、戦略発表やパネルディスカッション、スタートアップのピッチ、ネットワーキングなどが行われる。参加対象は日本企業の経営層やDX・AI推進責任者、新規事業担当者、投資家等となっている。
Plug and Playは「未来を見通せるイノベーション・プラットフォームを創る」というビジョンを掲げており、本組織を通じて日本企業のDX・AI活用支援を強化するとしている。
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