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シナネンホールディングス、「統合報告書 2026」を公開 新グループミッションと3事業連携の成長戦略

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 シナネンホールディングスは、2026年3月期の取り組みや中長期の成長戦略をまとめた「統合報告書 2026」を公開した。

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 本報告書では、2026年4月にスタートした新グループミッション「世界に誇れる地元をツクる」や、事業セグメントの再編、主力事業の連携によるリテールサービス戦略と資本効率向上へのアプローチなどを開示している。

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第三次中期経営計画と新グループミッション

 シナネンホールディングスは、2028年3月期(創業100周年)を最終年度とする第三次中期経営計画を推進している。同社は従来のエネルギー供給を中心とした事業モデルから、地域のお客様の暮らし・建物・移動を支える「サービス会社」への進化を掲げ、ボトムアップで生まれた新グループミッション「世界に誇れる地元をツクる」を策定した。

 第三次中期経営計画の最終目標および財務指標は以下のとおり。

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  • 経常利益:100億円(2028年3月期目標)
  • ROE:8%以上(2028年3月期目標)
  • GHG排出量(Scope 1+2):2017年3月期比で31%削減(2028年3月期)、50%削減(2031年3月期)

 構造改革と「選択と集中」の遂行により、2026年3月期の業績は売上高2,987億円、営業利益44億円、経常利益53億円を記録し、2期連続で過去最高益を更新した。

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事業セグメントの再編と主要3事業の進化

 同社は国内事業基盤の再整備の一環として、2026年4月に事業セグメントを「エネルギー事業」「メンテナンス事業」「モビリティ事業」の3主要領域へと再編・集約した。

  • エネルギー事業(新生シナネン):旧シナネンおよび旧ミライフなど主要4社を「シナネン株式会社」に統合。石油・ガス・電力の供給基盤(20万件)に加え、ハウスクリーニングや建物関連サービス等の複合提案により、2年間で総サービス利用顧客数40万件(20万件増)を目指す「新生シナネン2030+」を推進する。
  • メンテナンス事業(シナネンアクシア):ビルメンテナンスや居住用建物メンテナンス、病院・斎場関連サービスなどをワンストップで提供。年間契約によるストック収益基盤を強化しつつ、主要都市への出店やM&Aを通じて事業領域を拡大する。
  • モビリティ事業(シナネンサイクル / シナネンモビリティPLUS):自転車販売店「ダイシャリン」とシェアサイクル「ダイチャリ」を展開。短距離モビリティを軸に、地域の移動課題解決と回遊性向上を担うインフラへの進化を図る。

リテールサービス戦略とグループシナジーの創出

 従来の単一商材による「点」の取引から、建物・街全体を対象とした「面」のサービス展開への転換を図る。エネルギー事業とメンテナンス事業の連携により、光熱費・保全費・修繕費といった建物のライフサイクルコスト全般に対する提案力を強化する。

 また、「稼ぐ力」を強化するための重点項目として「サービス拡充」「顧客拡大」「ブランド強化」「競争力強化」を掲げ、2027年3月期においては新規顧客獲得およびクロスセルによる「顧客拡大」を最重要課題に位置づけている。

株主還元方針とコーポレート・ガバナンス

 資本効率の改善と中長期的な企業価値向上に向け、積極的な成長投資と資本政策を両立させる。

  • 株主還元:2027年3月期より累計配当の導入、総還元性向40%以上(自己株式取得含む)を目安とし、中間配当を実施。
  • ガバナンス強化:2026年6月以降、取締役7名体制(うち社外取締役4名・独立社外取締役3名)へと移行し、取締役会および指名・報酬委員会の独立性と客観性を確保する。

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Biz/Zine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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