アサヒグループジャパンは、AI医療機器開発のスタートアップであるアイリスと資本業務提携を結んだ。口腔ケア領域における新規ソリューションの提案に向けて、AIを活用した共同開発を開始するという。
アイリスは、咽頭の画像と問診情報などをAIが解析し、インフルエンザに特徴的な所見などを検出することで、インフルエンザの判定を行う医療機器「nodoca」を開発したスタートアップ企業。今回の協業をきっかけに、摂食嚥下領域におけるAIの活用を加速させるとしている。
なお、同取り組みは、アサヒグループが2022年に開始した「新価値創出プログラム」から誕生したもの。また、新たな事業分野の開拓やAI技術の活用などを推進するため、Future Creation Headquarters(以下、FCH)を1月に創設した。FCHは今回のアイリスへの出資のほか、今後も様々な企業や人材と共創していくという。