住信SBIネット銀行、テミクス・グリーン(以下、THEMIX Green)、マプリィ、セールスフォース・ジャパン(以下、セールスフォース)の4社は、森林由来のJ-クレジットの推進および林業DXの実現に向け、島根県雲南市、飯石森林組合および大原森林組合と協定書を締結すると発表した。
住信SBIネット銀行とTHEMIX Greenは、マプリィ、セールスフォースと業務提携を行い、それぞれの有するサービス、ノウハウを融合し、共同で林業・林政DX・カーボンクレジット発行のデジタルプラットフォーム事業推進を行うことで合意しているという。
今回4社は、島根県雲南市、飯石森林組合、大原森林組合と協定を締結し、J-クレジット制度を活用した事業スキームおよび林業DXの実現などの検証に向け、以下の事項に関し、協力・提携するとしている。
- 森林由来クレジットの創出および販売の事業スキームなどの検証に関すること
- 林業に係る各種申請・諸手続きのDX化に関すること
- 林業プラットフォームのDX化に関すること
今後、他の自治体などとも協業し、カーボンクレジット事業および林業DX事業のビジネスモデルを確立するとともに、森林由来以外のクレジット創出やカーボン・オフセット手法の確立などについても検討していくという。