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三井化学、DNAチップ研究所と資本業務提携を強化 新規テーマの開発推進などにより診断事業拡大へ

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 三井化学は、がんなどの遺伝子診断サービスを展開するDNAチップ研究所との資本業務提携強化に向け、DNAチップ研究所による第三者割当増資の引受を決定した。この第三者割当増資は2024年3月28日に実行される予定だとしている。

 三井化学は、2023年1月24日にDNAチップ研究所と資本業務提携契約を締結。相互の診断事業の拡大を図るべく、両社で新たな診断ソリューションに関する協議を重ねるとともに、技術的調査、マーケット調査、規制状況の調査などを通じて新規開発テーマの抽出・絞り込みを進めているという。

 また、DNAチップ研究所の「肺がんコンパクトパネル」は検査開始以降、4遺伝子のマルチコンパニオン診断検査として全国の医療機関で利用が拡大しているが、2024年1月26日に、新たに3遺伝子を加えた7遺伝子版への一部変更承認を取得。これにともない、利用増加が見込まれるとしている。

 今後、両社の資本業務提携を発展させるとともに、新規テーマの開発推進および肺がんコンパクトパネルの拡販強化を通じて、両社の診断事業の拡大を図っていくという。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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