みずほ銀行、みずほイノベーション・フロンティア、三井物産、e-dashは、資本業務提携契約を締結した。同提携に基づき、既存株主である三井物産による追加出資、みずほイノベーション・フロンティアを引受先とする第三者割当増資を実施し、e-dashによる総額25億円の資金調達を実行するという。
三井物産は、日本におけるカーボンニュートラル社会の実現のため、企業や自治体のCO2排出量の可視化から具体的な削減方法までの取り組みを総合的に支援するe-dashを2022年2月に設立。同年7月にはみずほ銀行とe-dashが業務提携し、e-dashのサービスをみずほ銀行の取引先企業へ紹介することを通じて、中堅・中小企業をはじめとする顧客の脱炭素化に向けた取り組みを支援してきた。
こうした連携を加速させるとともに、同提携は、顧客企業のCO2排出量の可視化のみならず、その先にあるサプライチェーン全体の脱炭素化と産業の構造転換を支える仕組みの構築を目指すことに4社が合意したものだという。
今後4社にて、新規事業および新規ソリューションの開発・提案を含めた様々な連携を図っていくとしている。