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ネスレ日本とJR貨物グループ、年間CO2排出量約900トン削減へ 中距離帯での定期貨物鉄道輸送を開始

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 ネスレ日本は、日本貨物鉄道(以下、JR貨物)とそのグループ会社である全国通運、日本運輸倉庫(以下、JR貨物とあわせて「JR貨物グループ」)と、長距離輸送を対象としてきた貨物鉄道による輸送を貨物量の多い中距離輸送にも拡大し、2月より静岡~大阪間における「ネスカフェ ボトルコーヒー」の定期貨物鉄道輸送を開始した。

JR静岡貨物駅で貨物コンテナを積み替える様子
JR静岡貨物駅で貨物コンテナを積み替える様子

 ネスレ日本では、バリューチェーン全体を通じて環境へ配慮する取り組みを行っており、物流分野においては、CO2排出量の低減のために、トラックから貨物鉄道や船舶などに輸送を切り替える「モーダルシフト」を推進しているという。

 モーダルシフトは、長距離になるほど効率的な輸送が期待できることから、これまでは長距離輸送(走行距離500km以上)が中心だった。今回ネスレ日本とJR貨物グループは、貨物量の多い中距離輸送(走行距離500km以下、200~350kmを中心帯に想定)においても新たな輸送網の構築に取り組み、ネスレ日本 島田工場からJR貨物 百済貨物ターミナル駅を経由した関西方面へのネスカフェ ボトルコーヒーの中距離帯での定期貨物鉄道輸送を開始するとしている。

イメージ図<br/>[画像クリックで拡大表示]
イメージ図
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 なお、同取り組みの開始により、静岡エリアから関西エリアへ200トン/日のトラック輸送を鉄道へ移行することとなり、年間のCO2排出量は約900トン削減できる見込み。また、今後も段階的に対象品目と地域の拡大に取り組む予定だという。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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