ジー・サーチは、4月1日より、動作認識AIエンジンのプラットフォームサービス「Human Motion Analytics Platform」を提供開始すると発表した。

　同サービスは、富士通のデータ解析プラットフォームである「Human Motion Analytics」のマーカレス・2Dモーションキャプチャーを、APIを通じて利用できるプラットフォームサービス。Human Motion Analyticsの要素技術である俊敏かつ多様な動きを認識できる学習モデルを搭載しており、マーカレスで24ヵ所の関節を認識する。これにより、複雑な動きであっても精緻に捉えた分析が可能となり、高精度な解析を実現するという。

　サービスの利用対象は、Well-being領域、スポーツ分析領域、エンターテイメント領域、エルゴノミクス領域を中心に様々な業種・業態における人の動きを軸としたスマートフォンアプリ・Webアプリケーションを展開する企業・機関のパートナー。自社のアプリケーションから同サービスのAPIにスマートフォンなどで撮影した動画・静止画をアップロードすることで、フレームごとの骨格認識・動作解析データを活用できるとしている。

　なお、スタートアップを含むパートナーに対して、同サービスの活用や新しい価値創造の促進を目的とするパートナー共創プログラムを、富士通と連携して4月以降に提供予定だという。