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住友商事、メタバースならではの消費体験の創出めざしコンテンツ提供 企業向けにプロデュースも

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 住友商事は、米メタバースプラットフォーム「ROBLOX(ロブロックス)」を活用し、メタバースのコンテンツを提供開始した。

 同社は、日本のクリエイター・制作会社と連携してコンテンツを制作し、そのコンテンツ体験を通じたデジタルアイテムの購入など、メタバースならではの消費の創出を目指すほか、製品・ブランドなどを世界に向けて発信したい日本企業(主にリテイル分野)などのメタバースコンテンツをプロデュースする。なお、同取り組みは社内起業制度「0→1チャレンジ2021」にて、新規ビジネスのアイデアとして選出されたライセンスビジネス向けマッチングプラットフォームから派生したものだという。

 企業はROBLOXのようなメタバースを活用し、自社ならではの魅力的な体験を提供することで、自社製品やブランドの認知拡大やエンゲージメント向上が可能となるため、プロモーションやマーケティング、ブランディングでのメタバースの活用に期待が集まっているとしている。

 住友商事は、既に日本のクリエイター・制作会社と連携してゲームを制作し、ROBLOX上で「Omochi Studio」という制作名を用いて複数のコンテンツを公開。2023年10月には、個人クリエイターと連携してホラーゲーム「ペタペタサマ」を制作・公開した。今後はこのホラー体験に紐づくデジタルアイテムの販売や、企業とのタイアップなども検討しているという。

 また2024年3月には、キャラクタータレント事務所Simple Side Mascotsに所属するキャラクタータレント「あさみみちゃん」を題材としたゲームコンテンツを制作・正式リリース予定。日本のIP・ブランドを世界に発信していくとしている。

 住友商事は今後、消費者を惹きつけるコンテンツを通じて多くの消費者を集め、消費者に対してメタバースならではの購買体験や教育サービスなどの新しい体験を提供。これまで取り組んできた食品流通・小売り事業などのリアルでの価値提供に加え、メタバース・ROBLOXでも新たな価値の創出を目指すという。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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