電通デジタルは、クライアント企業の高度なマーケティング戦略実現を目的に、「Salesforce Data Cloud」と「Snowflake」を連携した両基盤の導入・活用支援サービスを提供開始する。
SalesforceとSnowflakeは、相互のプラットフォームに蓄積したデータをセキュアな環境でリアルタイムかつオープンに共有できるよう連携を強化している。今回、CRMを中心としたSalesforce Data Cloudと、CRMデータ以外も含めた全社横断型の時系列データを有するSnowflakeのリアルタイムでの連携が開始されたことで、広範囲の領域におけるあらゆる分野のデータの分析・利活用が可能になったという。
電通デジタルでは、SalesforceとSnowflakeの両プラットフォームにおいて、企業に対して開発・実装・運用を含めたデータ活用支援のためのコンサルティングや統合ソリューションを提供しており、Salesforce製品・サービスとSnowflakeを活用した統合支援を行う社内専門チームを設置している。同社は今回、クライアント企業のマーケティング施策において、製品導入から両データ活用による戦略立案、データマネージメント、施策実行までを一気通貫で支援し、新たな顧客体験価値の創出を目指すとしている。
電通デジタルは今後も、Salesforce、Snowflakeとの連携強化や導入支援、活用支援を通じ、マーケティング戦略における総合的な運用力、パフォーマンスを高度化することで、企業が抱えるデジタルマーケティング領域の課題解決、ビジネス成長に寄与していくという。