ギックスとトヨタモビリティパーツは、「AI整備見積りシステム」を共同開発し、3月1日よりトヨタモビリティ新大阪に提供開始した。
AI整備見積りシステムでは、自動車ディーラー・自動車整備工場向けに、AIによる車の部品交換・整備予測を支援。車両情報をシステムに入力することで、AIが約80項目の整備内容を診断し、整備の必要有無について推奨度を算出した「AI診断書」を作成する。AI診断書により、入庫前段階の顧客に対し、データに裏付けられた整備内容の提案・見積もりが可能となるほか、入庫後の整備作業においてもAIの診断結果をもとに作業計画の改善を図ることで、エンジニアの作業負荷削減を実現できるという。
ギックスとトヨタモビリティパーツは、2025年より全国トヨタ車両販売店の要望に合わせ、順次サービス提供を開始。トヨタモビリティ新大阪では3月1日より順次導入し、6月からの本格稼働を目指すとしている。