SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

意思決定のサイエンス

江崎グリコ木村執行役員と語る、エフェクチュエーションの実践の鍵となる「錦の御旗」と「思考のスイッチ」

ゲスト:江崎グリコ株式会社 執行役員 木村幸生氏

  • Facebook
  • X
  • Pocket

「私は誰か」を意識することがエフェクチュエーションの起点

吉田:「アーモンド効果」の事例で印象的なのは、自社の「私たちは誰か」に関わる歴史を新商品開発の手段として用いる一方で、それが社内の共感やコミットメントを得る「クレイジーキルト」の形成においても効果的に機能していることです。エフェクチュエーションは起業家から発見された抽象的な思考法であり、既存組織でどのように使えばよいか分からないと言われることが多いため、実務で実践している事例に出会えるのは嬉しい限りです。

木村:エフェクチュエーションが特に使える場面は「暗黙知の深化」だと思います。エフェクチュエーション的な思考で個人や組織のなかの暗黙知を深め、それを形式知に転換する際にコーゼーション的な論理的思考を使う。ただ、こうした使い分けは、実は多くの企業ですでに実践されているものだと思います。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
意思決定のサイエンス連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

島袋 龍太(シマブクロ リュウタ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング